営業職の適職診断|自分に合う営業スタイル7種類と適性の見つけ方

営業職の適職診断|自分に合う営業スタイル7種類と適性の見つけ方
「営業職にもいろいろな種類があるけれど、自分にはどれが向いている?」
「新規開拓営業が苦手なら、営業職そのものに向いていない?」
「自分の性格や強みを活かせる営業の仕事を知りたい」
このような疑問を持つ20代の営業職の方も多いのではないでしょうか。
営業職には、新規開拓営業、ルート営業、法人営業、インサイドセールスなど、さまざまな働き方があります。
同じ営業職でも、仕事内容や求められる能力は大きく異なります。
そのため、現在の仕事で成果が出ていなくても、営業職そのものに向いていないとは限りません。
この記事では、代表的な7種類の営業スタイルと、それぞれに活かせる強み、自分に合う営業職を見つける方法を解説します。
1. 営業職の適職診断とは?
営業職の適職診断とは、自分の性格や行動特性、得意なことを整理し、どのような営業スタイルが合うかを考えるためのものです。
営業職では、主に次のような能力が求められます。
- コミュニケーション能力 - 課題解決力 - 提案力 - 行動力 - 計画性 - 関係構築力 - 分析力
ただし、すべての能力が同じように求められるわけではありません。
新規開拓営業では積極的な行動が重要になる場面が多く、既存顧客営業では継続的な関係構築が重要になることがあります。
自分の強みと仕事内容を照らし合わせることが、適職を考える第一歩です。
2. 営業スタイル7種類と向いている人の特徴
営業職は、顧客へのアプローチ方法や担当業務によって分類できます。
ここでは代表的な7種類を紹介します。
※営業スタイルは相互に重なる場合があります。例えば、法人営業でありながら新規開拓営業を担当するケースもあります。
① 新規開拓営業
特徴:新しい顧客を獲得する営業
これまで取引のない企業や個人にアプローチし、新規契約の獲得を目指します。
電話、メール、訪問、紹介など、さまざまな方法で商談機会をつくります。
【活かせる強み】
- 行動力 - 挑戦意欲 - 目標達成力 - 改善力
【向いている可能性がある人】
新しいことに挑戦するのが好きな人や、目標に向けて積極的に行動できる人。
【注意点】
断られる場面もあるため、結果を振り返りながら改善を続けることが重要です。
② ルート営業・既存顧客営業
特徴:既存顧客との関係を深める営業
すでに取引のある顧客を担当し、継続的な提案やフォローを行います。
顧客の状況を把握し、追加提案や取引拡大につなげることもあります。
【活かせる強み】
- 関係構築力 - 傾聴力 - 誠実さ - 継続力
【向いている可能性がある人】
人との信頼関係を大切にし、相手の要望を丁寧に理解できる人。
【注意点】
既存顧客中心でも、売上目標や追加提案が求められる場合があります。
③ 法人営業(BtoB営業)
特徴:企業の課題を解決する営業
企業に対して商品やサービスを提案する仕事です。
顧客企業の事業内容や課題を理解し、導入メリットを説明する能力が求められます。
【活かせる強み】
- 論理的思考力 - 課題解決力 - 提案力 - 計画性
【向いている可能性がある人】
物事を分析することが得意で、顧客の課題に合わせた提案を考えることが好きな人。
【注意点】
複数の担当者との調整や、長期間の商談が必要になる場合があります。
④ 個人営業(BtoC営業)
特徴:個人の生活や希望に合わせた提案を行う営業
住宅、保険、自動車など、個人向けの商品やサービスを提案する仕事です。
顧客の希望や不安を理解し、納得感のある提案を行うことが重要です。
【活かせる強み】
- 共感力 - 説明力 - 関係構築力 - 交渉力
【向いている可能性がある人】
人と接することが好きで、相手の希望を理解しながら提案できる人。
【注意点】
業界によっては土日勤務や成果連動型の給与制度があります。
⑤ インサイドセールス
特徴:電話やオンラインを中心に顧客へアプローチする営業
電話、メール、Web会議などを活用して、見込み顧客との接点をつくる仕事です。
商談機会の創出や顧客ニーズの把握などを担当します。
【活かせる強み】
- 計画性 - 分析力 - コミュニケーション能力 - 継続力
【向いている可能性がある人】
数字を分析することや、効率的な営業活動を考えることが得意な人。
【注意点】
電話件数や商談化率など、活動指標による管理が行われる場合があります。
⑥ フィールドセールス
特徴:商談を通じて契約獲得を目指す営業
顧客との商談を担当し、商品やサービスの導入を提案します。
対面だけでなく、オンライン商談を行うケースもあります。
【活かせる強み】
- 提案力 - 交渉力 - 課題解決力 - プレゼンテーション能力
【向いている可能性がある人】
顧客の課題を深く理解し、解決策を提案することが得意な人。
【注意点】
商談準備や関係者との調整、契約条件の交渉など、幅広い対応が必要になる場合があります。
⑦ ソリューション営業・コンサルティング営業
特徴:顧客の課題に合わせて解決策を提案する営業
商品そのものの説明だけでなく、顧客の課題を分析し、適切な解決策を提案する仕事です。
ITサービスや専門サービスなど、さまざまな業界で見られます。
【活かせる強み】
- 分析力 - 論理的思考力 - 課題発見力 - 戦略的思考力
【向いている可能性がある人】
複雑な課題を整理し、解決方法を考えることが好きな人。
【注意点】
業界知識や専門知識が求められることがあり、継続的な学習が重要です。
3. 自分に合う営業スタイルを見つける5つの質問
自分の適性を考える際は、次の質問に答えてみましょう。
質問①:新しい人と出会うことが好き?
新しい顧客へのアプローチが好きなら、新規開拓営業が候補になります。
質問②:同じ人と長く関係を築くことが好き?
継続的な関係構築が得意なら、ルート営業や既存顧客営業が候補になります。
質問③:数字やデータを分析することが好き?
営業活動の効率化や分析が得意なら、インサイドセールスなどが候補になります。
質問④:相手の悩みを聞くことが得意?
顧客の希望や課題を理解することが得意なら、個人営業や課題解決型営業で強みを活かせる可能性があります。
質問⑤:複雑な課題を考えることが好き?
論理的に課題を整理することが得意なら、法人営業やソリューション営業が候補になります。
これらの質問は自己分析のための簡易チェックです。回答だけで職業適性が決まるものではありません。
4. BIG5の性格分析は営業職の適性を考える参考になる?
BIG5は、人の性格を5つの特性から捉える心理学の代表的な枠組みです。
一般的には次の5因子で構成されます。
因子| 主な特徴 外向性| 積極性・社交性 協調性| 思いやり・協力性 誠実性| 計画性・責任感 開放性| 好奇心・柔軟性 神経症傾向| 不安やストレスへの反応のしやすさ
性格特性と仕事上の成果の関係については、心理学の研究でも検討されています。
ただし、性格と仕事の成果との関連は一律ではなく、職種や仕事内容などによって異なります。
そのため、BIG5だけで営業成績や転職成功を正確に予測できるわけではありません。
自分の行動特性を理解するための参考情報として活用することが大切です。
5. Sales Career+の25タイプ適職診断とは?
Sales Career+では、BIG5の考え方をベースにした独自の25タイプ適職診断を提供しています。
性格の特徴を整理し、5つのメインタイプとサブタイプの組み合わせから、自分の強みやキャリアの可能性を考えることができます。
5つのメインタイプ
① リーダータイプ
目標達成や組織を動かすことに関心を持ちやすいタイプ。
② サポータータイプ
周囲との協力や関係構築を大切にしやすいタイプ。
③ プランナータイプ
計画を立てたり、物事を整理したりすることを好むタイプ。
④ チャレンジャータイプ
新しいことへの挑戦や変化に関心を持ちやすいタイプ。
⑤ リサーチャータイプ
情報収集や分析、深い理解を大切にしやすいタイプ。
これらの分類はSales Career+独自のモデルであり、特定のタイプが特定の営業職に必ず向いていることを意味するものではありません。
診断結果を参考に、自分の経験や希望と照らし合わせながら、キャリアの選択肢を考えましょう。
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6. 適職診断の結果を転職活動に活かす3つの方法
① 自分の強みを言語化する
診断結果を見ながら、これまでの仕事で成果を出せた場面を振り返りましょう。
例えば、顧客との関係構築が得意なのか、商談の戦略を考えることが得意なのかを整理します。
② 営業スタイルと照らし合わせる
自分の強みと、興味のある営業スタイルを比較しましょう。
現在の営業スタイルが合っていないと感じる場合でも、別の営業職で経験を活かせる可能性があります。
③ 実際の求人条件を確認する
適職診断の結果だけで転職先を決めず、仕事内容、必要なスキル、給与、働き方、企業文化などを確認しましょう。
自分の強みと希望条件の両方に合う仕事を探すことが大切です。
7. 営業職の適職診断に関するよくある質問
Q. 営業職に向いている性格は決まっていますか?
一つの性格だけで決まるものではありません。営業スタイルや仕事内容によって、活かせる強みは異なります。
Q. 人見知りでも営業職として働けますか?
可能です。事前準備、傾聴力、分析力などを強みにできる場合があります。
Q. 適職診断で向いていないと出た仕事は避けるべきですか?
必ずしも避ける必要はありません。診断結果は参考情報として扱い、実際の経験や興味、希望条件なども考慮しましょう。
Q. 営業職の種類を変えるだけでもキャリアアップできますか?
可能性はあります。例えば、個人営業から法人営業、新規開拓営業から既存顧客営業などへ移ることで、異なる経験やスキルを身につけられる場合があります。
Q. 自分に合う営業職が分からない場合はどうすればよいですか?
自己分析、適職診断、求人研究などを組み合わせて考えることがおすすめです。必要に応じてキャリアアドバイザーに相談する方法もあります。
まとめ|自分の強みを活かせる営業スタイルを見つけよう
営業職には、新規開拓営業、ルート営業、法人営業、個人営業、インサイドセールス、フィールドセールス、ソリューション営業など、さまざまな種類があります。
同じ営業職でも、仕事内容や求められる能力は異なります。
そのため、現在の仕事で成果が出ないからといって、営業職そのものに向いていないとは限りません。
重要なのは、自分の性格や強みを理解し、それらを活かせる仕事を見つけることです。
Sales Career+では、20代営業職のキャリアアップを支援するため、25タイプ適職診断やキャリアレポート、求人検索などの機能を提供しています。
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著者:Sales Career+編集部
20代営業職の転職・適職・年収・キャリアアップに役立つ情報を発信しています。
【参考資料】
- Barrick, M. R. & Mount, M. K. (1991). The Big Five Personality Dimensions and Job Performance: A Meta-Analysis. https://doi.org/10.1111/j.1744-6570.1991.tb00688.x - Zell, E. & Lesick, T. L. (2022). Big Five Personality Traits and Performance: A Quantitative Synthesis of 50+ Meta-Analyses. https://doi.org/10.1111/jopy.12683


